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新宮支城主郭 
周囲を高土塁で囲まれ
両端は堀切で隔てられている  
    新宮支城とは

甲南町新治の磯尾川沿いに所在し、隣接する新宮城の支城である。服部氏の城と伝わり甲賀中惣の城の一つである。有事には甲賀武士団が連合して戦ったと思われる。


     現状
谷を挟み隣に隣接する新宮城の支城で、甲賀特有の二城連結構造の城である。
主郭は周囲を高土塁で包み、両端部を堀切で断ち切っている。麓にかけては土塁を伴う郭などを配しているが当時は一族や家臣の屋敷として使用されていたとも思われる。この新宮支城の高土塁は10mを超える高さで、甲賀郡内でも一、二を誇る高さである虎口より主郭に入った際にはその迫力に圧倒される。隣接する新宮城とも同規模で比高も低く訪れやすい


   アクセス方法
県道49号線新治の交差点を北に進み、
新名神高速の高架をくぐり更に北に直進すると
左手に山林が見え案内板が設置されているので
そこより登城する。
隣には新宮城が谷を挟み隣接する

ページ下部に登城口位置マップ添付

主郭周囲の高土塁
高さ10mを超える高さで圧倒的な迫力である
主郭虎口
虎口より主郭に降りるような形となっている
 堀切
主郭両端部にあり
武者隠しとして使用されたとも思われる
 
郭跡

麓にかけての郭は屋敷としても
使用されたのだろうか
 
郭と土塁

主郭から麓にかけての土塁を伴う郭
 
城址表示板

この表示板近くより登城することができる

所在地 滋賀県甲賀市甲南町新治 
形式  丘城
現状  山林
築城年代  室町時代
遺構  土塁、郭、虎口、堀切等
主な城主 服部氏 
見所 高土塁、郭
 おすすめ度 ★★★ 
 登城道整備  
 主郭まで  案内板より5分
 登城難易度  
 駐車場 無し