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 歴史
明智光秀が八上城攻略時に築いた付城の一つであり、本陣にしたと伝えられる。『丹波志』

 遺構概要
正覚寺背後の標高250mの丘陵上に築かれている。
東西150m南北50mの規模で、空堀を挟んで東側と西側に区画されている。中央と空堀を隔てた西側の郭は削平が甘く切岸も低い。東端の郭が当城の最高所となり切岸の造成もしっかりとしていることから主郭と考えられ、八上城を望むことができる。
その北側には4段の腰郭が築かれており、こちらも切岸が高く造成されている。

 アクセス
舞鶴若狭道篠山口IC前から県道299号線を1㎞東に進み、東吹の交差点から県道306号線に入ります。更に東に3.6Km進み、糯ヶ坪の交差点より県道77号線に入ります。県道77号線を、国道372号線を経由して東に2.7km進み、八上上の交差点を左折し般若寺交差点を越えて300m北上し、右折します。80m程東に進んで左折し北上すると、般若寺城麓の集落に到達します。城跡までは正覚寺裏か、西麓につけられた登山道を使用し登ります。
ページ最下部にGoogleマップを添付


 
最高所・東端の郭
木々が伐採されており見やすい。
 
東端の郭からの眺望
八上城を望むことができる。
 
東端の郭北側の腰郭
高い切岸が造成されている。
 
東端の郭、西側の腰郭
東端の郭の西側には一段、腰郭がある。

中央の郭と連結する郭
中央の郭との間の長方形の郭。

空堀東の郭
整備はされておらず、削平も甘い。
所在地:兵庫県篠山市般若寺字笹山 形式:平山城
築城年代:織豊期 主な城主:明智氏
現状:山林 遺構:郭、空堀等
見所:  おすすめ度:★★
 登城道整備:  主郭まで:登城口より15分
登城難易度:2 駐車場:なし 
訪城日 2016年4月12日
おすすめ度はが多いほど見ごたえがあり、最高★★★★★まで。登城難易度は数値が多いほど城へ到達する距離、時間、困難さを示します数値1~5
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