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滝川城主郭
 
甲賀独特の単郭方形型である。
 滝川城史

滝川城は檪野川南岸の丘陵に所在し滝川一益が一時居城したとも、生誕地であるとも伝えられる。
1570年織田氏の六角氏追討戦で一益の同胞の甲賀武士は滝川城に籠城し六角氏に味方した為、
滝川一益が甲賀武士を攻める大将として選ばれ、親族同胞と戦い滝川城を落城させ甲賀武士団を壊滅させた。
滝川城は戦国の世の習いを語り継ぐ悲話の城である。



 滝川城の縄張り

駒別名 五反田城とも呼ばれ、甲賀特有の単郭構造の城であり周囲には支城も配し、滝川城はその本城として機能していたと思われる。
主郭は当時は周囲を土塁で囲んでいたと思われ背後は堀切で隔てられ小郭を持ち防御している。
主郭内には土塁で囲まれた溜井のようなものが残るが当時より残るものか後世畑地に使用されたときに作られたものかは判別できなかった。
町史跡に指定され城址内部もある程度整備され登城道も設けられている為、容易に訪城しやすい。
ページ下部に登城口位置マップ添付


所在地 滋賀県甲賀市甲賀町檪野
形式 丘城
現状  山林
築城年代  不明
遺構  土塁、郭、虎口、堀切等
主な城主 滝川氏
見所 土塁、郭
 おすすめ度 ★★
 登城道整備  有り
 主郭まで  登城口より5分
 登城難易度  2
 駐車場 なし 
訪城日 2008年11月15日

おすすめ度はが多いほど見ごたえがあり、最高★★★★★まで
登城難易度は数値が多いほど城へ到達する距離、
時間、困難さを示します
数値1~5
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上記 データの 説明      

主郭土塁
 
主郭北側と西側に土塁が築かれている

土塁に祀られる山の神
 
北側土塁を削り取り山の神が鎮座する
 
堀切
 
主郭背後を断ち切る堀切
 
主郭の溜井跡?
 
当時からのものか不明
 
郭跡
 
主郭東側の郭
 
滝川城遠望
 
説明版付近より登城する。